犬を飛行機に乗せるときのケージは、航空会社で条件が違う。楽天のコンテナ2,312件のうち3辺の合計を書いたのは1件

飛行機のケージは会社で条件が違う おもちゃ・生活用品

航空会社は容器の大きさを「縦・横・高さ」で決めています。 まず4社の決まりを並べます。

この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。紹介した商品の価格・レビューは2026年10月26日23時台時点の楽天市場のものです。売り場の件数は、楽天市場のジャンル「犬用品>キャリーバッグ・カート>コンテナ」(ID 404137)から2026年10月25日10時台に集めた出品で数えています。航空会社の条件は各社の公式ページを2026年10月25日に読んだものです。

先に答え|4社で「どこに乗るか」も「上限」も違います

会社 乗る場所 容器の上限
JAL 貨物室 示していない
ANA 貨物室 示していない
スカイマーク 貨物室 51×69×48cm
スターフライヤー 客室 75×43×55cm

スカイマークは「51cm×69cm×48cmまで」、スターフライヤーは客室同乗サービスで「高さ75cm×横幅43cm×長さ55cm以内」。どちらも原文の数字です。

JALは犬・猫・うさぎについて、機内持ち込みを「不可。」と書いています。 ANAも機内持ち込みができるのはカメ・小さい魚・昆虫だけで、犬と猫は貨物室です。スカイマークも機内持込はできません。

4社のうちスターフライヤーだけが、客室に同乗できるサービスを持っています。 「FLY WITH PET!」で、対象は「小型の犬及び猫」、国内線全便、1便につき2匹まで、料金は1匹50,000円です。

JALとANAは、上限の数字を書いていません

ANAは、読者の側に測らせる書き方をしています。

お預けするペットケージの縦・横・高さのサイズと、ペットケージとペットを合わせた総重量を事前にご確認ください。

JALも同じで、自分で用意するクレートについては「IATA基準に準拠したクレートをご準備ください」とし、大きさは「大きさの目安はJAL所有のクレートのサイズをご確認ください」と書いています。つまり、どちらの会社も「何cmまで」とは言っていません。

ANAの場合は、同じ会社の中でも上限が1つではありません。 ANAの貸出ケージでいちばん大きいLLサイズは幅65×奥行95×高さ70cmですが、公式ページにはこう書いてあります。

小型機(DH4、CR7)で運航する便は、貨物室および貨物室扉の制限により、LLサイズのペットゲージはお預けになれません。

求める形が、JALとスターフライヤーで逆です

会社 容器に求めること
JAL 硬いこと(ソフト・折り畳み不可)
ANA 硬質プラ・金属・木、鍵
スターフライヤー 窓と入口はメッシュ

JALの原文はこうです。

硬質プラスチック製かグラスファイバー製、木製などの強度の高い素材であり、水漏れしないもの(ソフトクレート、折り畳み式クレート、底面以外が金網状または格子状となっている鳥かごタイプのクレートはお引き受けできません。)

スターフライヤーの原文はこうです。

窓・入口部分がメッシュ素材であること(窓・入口部分が格子状のケージは不可)

どちらも「格子状は不可」ですが、JALは金網やメッシュの面が多いものを断り、スターフライヤーは窓と入口がメッシュであることを求めています。 1つのケージで両社を満たせるとは限りません。

JALはこのほかに「扉のロックピンは差し込んだ際に、押出口から少なくとも1.6cmでていること」という条件も書いています。数字で確かめられる条件が、大きさ以外のところにあります。

売り場は「飛行機」には触れますが、寸法は半分しか書いていません

ここからは売り場の側です。ジャンル「コンテナ」から集めた異なるitemCode2,312件を数えました。ジャンルの件数は3,147件と表示されますが、これは同じ商品が複数ページで返る分を含んだ数です。 異なるitemCodeで数え直すと2,312件(3,147件の73.5%)になります。この記事の割合は、すべて2,312件を分母にしています。

書いてあるもの 件数 割合
飛行機・航空・空港など 642 27.8%
容れ物自身の3つの寸法 769 33.3%
対応体重・耐荷重の数字 527 22.8%
3辺の合計 1 0.04%

容れ物自身の3つの寸法が読み取れるのは769件(33.3%)、対応体重・耐荷重の数字があるのは527件(22.8%)でした。

飛行機に触れている642件だけで見ても、容れ物自身の3つの寸法が読み取れるのは304件(47.4%)で、半分に届きません。 残りの338件(52.6%)は、航空会社が求めている縦・横・高さを商品ページから読み取れません。

数えるときに外したものがあります。中敷き・入口・底面・内寸・個装・すのこの寸法は、同じようにcmで3つ並びますが、別の数字です。 航空会社が見るのは外側なので、これらは数えていません。いちばん短い辺が10cm未満のものも外しました。中敷きやすのこの厚みは1.6〜2.3cmで、容れ物の辺にその長さはないからです。

「3辺の合計」を書いた1件は、自分の3つの数字と合いません

航空会社が手荷物の大きさを測るときによく使うのが「3辺の合計」です。2,312件のうち、これを書いているのは1件(0.04%)だけでした。飛行機に触れている642件の中では0件です。

その1件(Goods Lab+の出品)には、こう書いてあります。

【3004-M】 幅:37cm×高さ:47cm×マチ:28cm×3辺の和:120cm

37+47+28は112cmです。 別の型(幅46cm×高さ38cm×マチ28cm=112cm)にも、同じ「3辺の和:120cm」と書いてあります。どちらの数字が正しいかは、当サイトでは判断できません。 3辺の合計が要るときは、自分で3つを足すほうが確かです。

「機内持ち込み」と書いてある14件は、中身が2通りに分かれます

2,312件のうち「機内持ち込み」に触れているのは14件(0.6%)でした。読んでみると、2通りありました。

書き方 件数 割合
持ち込めると書く 7 0.3%
会社ごとに違うと注意 7 0.3%

注意している側は、たとえば「航空会社によって機内持ち込み・預け入れのサイズ規定が異なりますので、事前にご利用の航空会社へご確認ください」と書いています。

持ち込めると書いている7件のうち5件は、5つの別の店が同じ説明文を使っていました。 残りは商品名に書いている2件です。つまり7件といっても、文としては3通りしかありません。

この7件を選んでも、JAL・ANA・スカイマークの国内線では犬や猫を客室に持ち込めません。 客室に乗せたい場合に用意されているのは、いまのところスターフライヤーの客室同乗サービスです。

今日できること

1. 先に、乗る航空会社を決める。 容器の条件は会社ごとに違うので、会社が決まらないと選べません。

2. その会社の公式ページで、上限の数字と容器の条件を見る。 数字で上限を書いているのは4社のうち2社です。

3. 商品ページで、容れ物自身の縦・横・高さを探す。 飛行機に触れている出品でも、半分(52.6%)は書いていません。

4. 3辺の合計が要るときは、自分で3つを足す。 書いてある出品は2,312件に1件です。

⚫ この記事は、当サイトの007「ペットカートは電車に乗れる?」とは見ている規定が違います。007は鉄道各社の手回り品の決まりで、容器は読者が自分で持つ前提です。この記事は航空で、犬と猫は原則として貨物室に預けるところから始まります。母数も問いも別です。

3つの寸法を書いている出品から3点

どれも商品ページに容れ物自身の縦・横・高さを書いているものです。 3点とも、上の表のスカイマークの上限(51×69×48cm)とスターフライヤーの上限(75×43×55cm)の両方の内側に収まります。

犬 キャリーケース ペット 犬 猫 キャリー ペットキャリー エアトラベルキャリー ATC-460幅29.0×奥行46.0×高さ28.5cm|エアトラベルキャリー ATC-460商品ページに「商品サイズ(約):幅29.0×奥行46.0×高さ28.5cm」と書いてある。3つとも書いてある側の1件。内寸も別に書いてある。容れ物自身の3つの寸法を明記¥4,780  ★4.41 (118件)mon apet楽天市場で価格を見る
ペットキャリーバッグ 犬 猫 アイリスオーヤマSサイズ クレート 軽量 キャリーバッグ 避難 防災 お出かけ UPC-490外寸 幅32.5×奥行48.5×高さ25cm|ペットキャリーバッグ UPC-490商品ページに「外寸:幅約32.5×奥行約48.5×高さ約25」と書いてあり、内寸・正面扉入口・天面扉入口も別の数字として分けて書いてある。外寸と内寸を取り違えずに読める側。外寸と内寸を分けて明記¥3,280  ★4.47 (15件)アイリスオーヤマ公式 楽天市場店楽天市場で価格を見る
ハードキャリー 犬 クレート ハードクレート キャリー キャリーケース 犬 猫 小動物 小型犬 バリケンネル XSサイズ幅32.5×奥48.0×高27.0cm|バリケンネル XSサイズ商品ページに容れ物自身の3つの寸法が書いてある。4社の上限と突き合わせるときは、この3つの数字をそのまま使える。容れ物自身の3つの寸法を明記¥4,980  ★4.43 (14件)犬猫用品専門店 FREE BIRD楽天市場で価格を見る

本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。売り場の件数は2026年10月25日に楽天市場のジャンル別の商品ページから数えたもので、出品の数であり、商品(型番)の数ではありません。ジャンル「コンテナ」には付属品やケース販売も含まれます。数えたのは商品ページの記載であり、実物を測ったものではありません。航空会社の条件は2026年10月25日に各社の公式ページを読んだもので、料金は会社と路線で違います(この記事では客室同乗の料金だけを挙げ、貨物室の料金は各社の公式ページでご確認ください)。条件・料金・取り扱いは変わることがあるため、必ず利用する航空会社の公式ページと窓口でご確認ください。この記事は、どの商品が優れているかを述べるものではありません。

タイトルとURLをコピーしました